障がい者雇用への思い

共に働き共に繁栄しましょう

私たちは就労「支援」は行いません。私たちが目指す形は、「共に働き、共に栄える」雇用です。障害年金の先には、次の世界観があります。

障がい者は戦力になれます。法定雇用率のために障がい者を雇う、といった考えは捨てましょう。会社は「障がい者に責任のある仕事はさせられない」と思い、障がい者は「必要とされたい」と思う。それが、障がい者雇用問題です。それを紐解き、歩み寄ることが課題の解決につながります。

障がい者は「開示」を 会社は「知る」努力を

障がい者は、「自分は支援される存在」という考えを捨てましょう。支援されることに慣れ過ぎてしまっていると、いつまでも周囲は歩み寄ってくれません。会社は、補助金をもらえる福祉団体ではなく、利益が出てこそ従業員に給与を支払うことができる団体です。「(1)体調(2)スキル(3)向上心」の3拍子を整える意欲を持ってください。1つでも欠けていると、同じ障がいの方々も同様の目で見られてしまいます。厳しいようですが、「守られている自分」から脱却して、会社へ貢献する意欲を持ち、社会の一員としての役割を担う覚悟を持っていただきたいのです。そして自分の障がいを開示してください。開示せずに理解は得られないからです。

会社は、障がい者一人ひとり個別の支援計画を作成されてはいかがでしょうか。雇用する側が本人を知っていくことにつながっていきます。最初のうちは、新卒の新人さんのつもりで接すればよいでしょう。そうしながら、本人の特性を見抜いていきます。いつまでも腫れ物に触るような扱いは禁物で、単純作業の繰り返しばかりでは、障がい者は成長しません。小さなチャレンジを繰り返していくことで、健常者より時間はかかりますが、障がい者が戦力として成長するのです。「来ても仕事が少ない」と寂しい思いをさせないようにしてください。

保護者様は、お子様の限界を決めないでいただきたいと思います。障がいを持つ子は親御様と一緒にいる時間が長いので、「うちの子にはできません」「この障がいで無理させないで下さい」とかばう方をお見受けします。しかしこういった発言は、お子様だけでなく同じ障がいの方々の成長もつぶしてしまいかねないのです。ご心配なのはわかりますが、お子様の成長を信じてみてください。

当事務所の障がい者雇用 Iさんより

障害者の可能性を見出す

平井代表と一丸さんは、私の障がいを前向きによく理解して下さった上で、社会で働く一員として、様々な仕事にチャレンジする機会を与えて下さりました。それは私にとって、少しずつ積み重なる自信に繋がりました。当事務所では、私の特性を見出して発揮する場を与えて下さり、一つの戦力とさせてくれました。障がい者とはいえ、一人一人の違った能力や可能性は無限大にあります。企業はそれをいかに見出し、発揮させることができるかによって、その企業の新たな戦力に繋がると思います。

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