精神の障害年金「日常生活能力」とは何ですか?

精神の障害年金診断書の裏面をご覧になったことはございますか?ここには日常生活能力の判定として7つの質問が掲載されています。時折り、精神科医の先生も何を指しているのか理解されていない場合がございますので、一例を挙げてみますね。

判断にあたっては、単身生活が可能かどうかで判断

①適切な食事

配膳などの準備も含めて適当量をバランスよく摂ることができるか。
・簡単なものであっても自炊でき、自分もしくは家族の食事を準備することが殆ど毎日一人でできる
・栄養バランスを考えて、食事を摂ることが殆ど毎日一人でできる
・1日3食、規則正しい食生活を送ることが殆ど毎日一人でできる
・過食もしくは拒食のような食生活ではなく、適切な量を摂ることができる
・体重管理や健康面に気を付けた食生活が殆ど毎日一人でできる
・適切な飲酒量を気を付けることができる

②身辺の清潔保持

洗面、洗髪、入浴等の身体の衛生保持や着替え等ができる。また、自室の清掃や片付けができる等。
・昼夜逆転することなく、規則正しい生活リズムを送ることができている
・外に出て、散歩や買物を楽しむことができている
・生活の中にトレーニングやスポーツ等の運動を取り入れることができている
・掃除、洗濯、洗い物等の家事を一人で行うことができる
・衛生面に気を配り、入浴や着替え、歯磨き等を毎日行うことができる
・子供や要介護者の食事や着替え、入浴等を一人で行うことができる

③金銭管理と買物

金銭を独力で適切に管理し、やりくりがほぼできる。また、一人で買い物が可能であり、計画的な買い物がほぼできる等。
・収支のバランスを考え、計画的にお金を使うことができる
・一人でスーパー等で買物をすることができる
・一人でATMの操作ができる
・クレジットカードの申請、限度を考えて使用する、支払い等を適切にできる
・家賃、光熱費、携帯料金等の支払いが滞りなく支払えている

④通院と服薬

規則的に通院や服薬を行い、病状を主治医に伝えることができる等。
・一人で診察、会計、薬の受け取りまで行うことができる
・通院が疎かにならず、毎回予約日に受診することができている
・診察室では、自分の体調や困りごと等を適切に主治医に伝えることができる
・決められた用法、用量で服薬ができている
・自分の敵健康診断や歯科検診の予約・受診ができる

⑤他人との意思伝達および対人関係

他人の話を聞く、自分の意志を相手に伝える、集団的行動が行える等。
・相手に言われた言葉の意味を正しく理解し、行動に移すことができる
・自分が伝えたいことを相手に上手く伝えることができる
・相手の話を落ち着いて聞くことができる
・仕事やプライベートにかかわらず、電話対応できる
・集団行動(浸り以上の人数で食事に行く、遊びに行く等)ができる

⑥身辺の安全保持及び危機対応

事故等の危険から身を守る能力がある、通常と異なる事態となったときに他人に援助を求める等を含めて、適正に対応することができる等。
・台風や災害時に、適切な判断で行動することができる
・通常と異なる事態(電車遅延、事故や事件、急な予定変更等)が発生したときに、適切に応じることができる
・学校や会社に欠席・遅刻しそうな場合、関係者に知らせることができる
・失くし物、忘れ物が殆ど無く生活できている
・スケジュール、貴重品、書類等の管理が一人でできる
・しんどいときや助けてほしいときに、誰かに援助を求めることができる
・自傷行為はしていない

⑦社会性

銀行での金銭の出し入れや公共施設等の利用が一人で可能。また、社会生活に必要な手続きが行える等。
・一人で役所等の手続きができる(自立支援、障害者手帳など)
・一人で電子マネーにチャージすることができる
・一人で電車やバス等の公共交通機関を利用することができる
・公共施設等で迷惑行為をすることなく適切に利用することができる

この記事が、あなたの障害年金に関する不安を少しでも和らげる一助となれば幸いです。

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