HIV感染症 40代男性 障害厚生年金2級

HIVの障害年金の認定基準は公表されています(詳細は、当事務所HPの疾病一覧「その他」をご参照下さい)。この方は、当初は自分で障害年金を申請しようとされ、診断書を主治医に既に書いてもらっていました。しかし、病歴就労状況等申立書を書こうとした段階で手が止まってしまったようです。

HIV
の障害年金は、「数値が認定基準内かどうか」がまずはポイントで、これにそぐわない場合は「日和見感染の有無と日常生活」が鍵だと考えています。この方は、CD4が間違いなく基準内でしたし、AIDSも発症しており、口腔カンジダやヘルペス、肺炎も発症していましたので、まず認定されると考えました。

結果として、障害厚生年金2級が遡及で認定されました。非常に礼儀正しい方で、字も達筆で、分け隔てなくお話して下さったので、病歴就労状況申立書のためのヒアリングもスムーズに進めることができました。強い薬を使用されていて、少しでも減薬すると体調不良になるとおっしゃっていましたが、今後もお身体をご自愛いただき、周囲の方々と笑顔でお過ごし下さいませ。ありがとうございました。

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