脊髄小脳変性症、パーキンソン病 40代女性 障害厚生年金2級

この方は、杖歩行になっても何の病気かわからず、確定診断を受けるまで初診日から9年もかかります。つまり、初診日から16か月の頃は確定診断も出ていないし、治療も開始していなかったのですが、当時通院していた病院が現在の病院と同院だったため、診断書を当時のものと現在のもの2枚書いてもらいました。すると、何と、遡り分も認定されたのです!

現在は、右手の振戦で字が書けなくなってきました。ボタンも留められません。右腕は上がらずトイレも腕が後ろへ回せません。立ち上がるときは目眩がするし、片足で立つことは勿論不可能です。補助具があっても歩行不可能で、屋内外とも車椅子を使用しています。言葉がスムーズに出ず、ろれつが回りにくいです。食事・炊事・掃除・洗濯・買物・入浴等の日常生活は常時母親と姉の介助を必要としています。

結果として、障害厚生年金2級が遡及で認定されました。こんなに大変なご病気なのに、「もうこうなってしまったら明るく生きるしかない。」とカラッとしたご性格で礼儀正しい方です。決定した後も、「感謝のお手紙を書きたいけれど、字が書けない!でも本当にありがとうございました」とお電話を下さり、お姉様から感謝のメールをいただきました。この方には「是非力になってあげたい」と思わせる力があり、私以外にも色々な方々から手を差し伸べられているご様子でした。

 

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