慢性腎不全【腹膜透析→腎移植→血液透析】 30代男性 障害基礎年金2級

この方は、4歳時に低形成腎のために初診があり、小学6年生で腹膜透析、高校生時にお母様をドナーとして腎移植されていた方です。健常者と同等の食事がとれるようになり、運動制限もなくなり、生涯で生まれて初めて健康的な生活を送ることができていました。しかし、28歳頃から徐々に数値が悪化し、急性拒絶反応を繰返すようになり、そして血液透析に至ります。

本件で難しかったことは、「初診日はどこだ!」です。①4歳の本当に初めて病院を受診された時なのか、それとも、腎移植で一旦は健常生活を送っていたので②再度悪化した時なのか…。そこで、ご本人様にはお断りを入れて、①②両者の初診日証明を取得して提出しておきました。

結果として、障害基礎年金2級が認定されました。初診日は4歳の時で決定です。本件は、最初はご本人様が自分で診断書まで取得していました。しかし、ご自身では初診日を証明することがどうしてもできず、診断書を取得してから既に半年経過している状況でした。また人のお役に立てたと、感慨深い案件でした。

 

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