口腔癌 50代男性 障害厚生年金3級

本件は、もともと胃がん→食道がん→口腔がんとなったお客様でした。まずは以前の2つの癌が相当因果関係ありとされて初診日がずれないかを検討し、次に嚥下障害と構音障害が何級相当かを検討させていただきました。口腔がんは食道がんからの転移ではないことを確認して初診日は確定、構音障害はお話してみるとこちらが何とか聞き取れるご状態でしたので障害年金には該当しないでしょう。嚥下障害のみで障害年金を請求することにしました。

ところが、お客様の病院は縦割りの病院で、通常診ていただいている口腔外科へ診断書依頼したものの、耳鼻咽喉科へ回されて診断書を断られました。障害年金に相当すると確信していた私は、お客様の口腔外科の診察時に同席させていただき、主治医の先生へ直接お願いしてみました。すると、先生は快くお引き受け下さりました。

結果として、障害厚生年金3級が認定されました。栄養が摂れていないため、どんどん脚の筋力が低下し、現在では歩行もふらついているとお聞きしました。1年後に額改定請求を行うか検討させていただこうと考えています。

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