膀胱癌、転移性脳腫瘍【再請求】 60代男性 障害基礎年金2級

本件は、最初はご家族様が自分で請求して不支給になった案件でした。前回の書類内容を拝見させていただくと、そもそも初診日を違う日で出されています。更に、現在の診断書も全て「できる」となっており、これでは箸にも棒にも掛からないと思われました。不服申立せず、再請求で進めていくことにしました。また、既に現在の診断書を取得し直してから初回面談に来られたのですが、肢体の診断書でしたので疑問に感じました。「動けない」と区役所に相談したところ、肢体の診断書を渡されたそうです。肢体よりも「その他」診断書の方が癌の現状をよく反映できるので残念でしたが、事後重症請求のため1か月でも早く提出する必要があります。病歴申立書を急いで作成し、ご依頼から2週間で肢体の診断書のまま提出しました。

状況としては、初診日から2年後に尿路変更術を実施し、4年後に脳へ転移します。放射線治療を何度か行うのですが、23週間後に壮絶な副作用を繰り返している状況です。現在は顔面麻痺もあり、嘔吐と食欲低下が激しく、かなり衰弱しています。

結果として、障害基礎年金2級が認定されました。正直、現実は1級レベルでもおかしくない状況なのですが、診断書が軽く書かれていたのでやむを得ないとは思いました。これから緩和ケアへ移行されるとのことで、まだまだご家族様の大変な日々が続くかと思われますが、くれぐれもご自愛下さいませ。ありがとうございました。

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