Ⅰ型糖尿病 50代男性 障害厚生年金3級

Ⅰ型糖尿病の方の多くは20歳前から発症されていますが、このお客様は、珍しく社会人になってから初診日がある方でした。しかし、そもそも26年前の初診日を証明することは困難で、かつ、厚生年金と国民年金の出入りが頻繁な方でしたので、何としても厚生年金加入中に初診日があることを証明しなければ、と粘りました。

初診の病院は大病院でしたが既にカルテがなく、初診日証明の入手はできなかったのですが、当時の生命保険の診断書に日付・病名・病院名とも記載されていましたので、そちらで主張しました。また、現在、ポンプを付けてもなお意識消失してしまうことが頻回の方でしたので、その点が申立てに現れるように工夫しました。初めてお会いしたときは、意識消失されたときの床がコンクリートだったために脳挫傷で後遺症が残り、不自由そうなご様子でした。

結果として、障害厚生年金3級が認定されました。きっと今後も、家族もいらっしゃるのでご不安かと思われますが、わずかな就労に障害年金は心の支えになるのではないでしょうか。特に奥様は、ご主人のことを本当によくご理解されていて、ご協力誠にありがとうございました。

 

お問い合わせ・無料相談

お電話お問い合わせ:070-6426-9465(平日:8:00~20:00)