慢性腎不全(血液透析) 50代男性 障害厚生年金2級
この方の初診は、大阪でした。現在は東京に住んでいます。働きながら、且つ、週3回透析しながら障害年金の請求書類を作成することは困難だとのことでした。しかも、これが腎臓の病気での初診ではなく、そもそも皮膚科に入院中に血糖値が高いとのことで、糖尿病の治療を開始したとのことで、ご自身ではどうすれば良いかわからないとのことでした。
案の定、初診日証明を取得したところ、同院皮膚科から腎臓内科へまわされた日を初診日として書かれていました。本当は、皮膚科に入院中に治療が開始しているので、このままで提出するわけにはいきません。そこで、その病院のソーシャルワーカーさんをご紹介いただき、私と医師との間に入っていただきました。とても勉強熱心なソーシャルワーカーさんと巡り合うことができ、これで上手く証明できると確信しました。
結果として、障害厚生年金2級が認定されました。この方、当初は別の社労士さんにご依頼されていました。やはり難しかったのか、途中でその社労士さんとは連絡がとれなくなってしまったのだそうです。医療機関との交渉は、ある程度の図々しさも必要です。