器質性精神障害 50代女性 障害基礎年金2級

ご依頼は、ご兄弟からでした。「両親は既に亡くなっているため、自分が自立後から両親が逝去するまでの間のことはよくわからない。また、人格障害と診断されているが、これで障害年金は認定されるか?」とのことでした。人格障害は障害年金の対象傷病ではありません。しかし、症状を聞いてみると、幼少時からてんかんがあるのと、そこにご両親が亡くなったことによる不安感が加わり、精神的異常行動が見受けられることがわかりました。また、処方されている薬も、双極性障害や統合失調症で使用される薬です。ご兄弟に「主治医の先生に『器質性精神障害』には該当しないか聞いてみていただけますか?」とお伝えしました。

ご兄弟にも不明なかつての様子は、逝去されたお母様がご本人様の日記をつけていらしたのが残っていました。また、主に著名な大学病院に通院されてきたので、しっかりカルテが残っており、カルテ開示請求を行いました。この2点で何とか対応できた次第です。

結果的に、障害基礎年金2級が認定されました。恐らく、ご兄弟のみではとてもできない案件でしたので、専門家の意義をご理解いただけたのではと思っています。今後もご兄弟がフォローされていくのは大変だと思われますが、応援させていただきたいと思います。ありがとうございました。

お問い合わせ・無料相談

お電話お問い合わせ:070-6426-9465(平日:8:00~20:00)