統合失調症 20代男性 障害基礎年金2級

高校生の頃から人とのコミュニケーションが上手くいかず、退学してフリースクールへ通われていた方でした。お話していても、悪い方ではないのですが、話がスパンと切れてしまいます。私は、発達障害かなぁと思いましたし、ご本人様もそう感じていらしたようですが、医師の診断が統合失調症とのことですので、医師の所見は尊重しました。

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点問題がありました。この方は、20歳の頃も現在も、一人暮らしなのです。一人暮らしは、審査の上では非常に不利な要素です。何故なら、一人で生活できる力があるとみなされるからです。そこで、現在は訪問看護を定期的に受けていらしたので、訪問看護で見守ってもらっていることを主張することにしました。その領収書を証拠として提出し、診断書にも、訪問看護を受けている旨を主治医に記載していただくことにより、主張を認めてもらいます。20歳の頃は、予備校の寮に入っており、寮の周囲の方々に見守られていたことにしました。

結果として、障害基礎年金2級が5年遡及で認定されました。あまりお話されない方でしたので、病歴就労状況申立書を仕上げるのに苦労しましたが、とても自分ではできなかったと、おっしゃっていただけました。ありがとうございました。

 

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