広汎性発達障害 30代女性 障害厚生年金2級

幼少時からこだわりが強く、対人関係が苦手な方でした。しかし、それは個性として学生時代までは何となく過ごせていました。ところが、社会人になると良好な人間関係を築くことができず、業務上のトラブルが頻発します。そのため抑うつ状態になっていきました。当初はうつ病と診断されていましたが、薬を飲んでも全く治りません。発達障害と確診された後は、過去のことを被害的にとらえ家族に対して粗暴行為も増え、入退院を繰り返すようになっていきます。

当初は、お母様が現在の完成した診断書のみお持ちでご相談に来られました。初診から16か月の頃の病院とは相性が良くなく、診断書を依頼できないとのことでした。しかも、その院長先生は病気療養中で、全く診断書をお引き受けできないご様子でした。そこで、弊所はカルテの開示請求を行いました。そのカルテのコピーをもって、次に通院した病院で診断書を書いてもらおうと思ったのです。すると、その院長先生が特別に書いて下さることになりました。

結果として、障害厚生年金2級が遡及で認定されました。このお母様は、必死で娘さんと向き合おうと尽くされていました。そのお姿に私も感動し、少々強攻でしたが、上記行動に踏み切ったのです。またお会いしたい、そんなお客様でした。

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